MobaXterm を起動して,「Start local terminal」をクリックすると,日付・時刻・ディレクトリが書かれた色付きのプロンプトが上がる.以下,色付きのプロンプトを
>
と書く.
ここで,カレントディレクトリを表示すると
> pwd /home/mobaxterm
と表示される. ここが MobaXterm を使っているときのホームディレクトリである.
> open /home/mobaxterm
とすると,Windows 上でエクスプローラーの窓が開く. Windows 上で作成したファイルを MobaXterm から操作したいときは,操作したいファイルを open /home/mobaxterm で開いたエクスプローラーの窓の中に移動したらよい. 例えば,Excel で作成した data.xlsx というファイルがあったとして,それを open /home/mobaxterm で開いたエクスプローラーの窓の中に移動した後,
> cd > ls
としたら,data.xlsx というファイルが表示される.
数値データであれば,MobaXterm から gnuplot を起動して図を作成することができる. 例えば,data.txt というファイルのデータを図にするなら,ファイルを open /home/mobaxterm で開いたエクスプローラーの窓の中に移動して,
> gnuplot gnuplot> plot 'data.txt'
としたらよい.
ちなみに,Excel のファイルはそのままだと gnuplot で読むことができません. Excel のファイルは,1回 Excel で開いてから,「ファイル」->「名前をつけて保存...」,ファイル形式で CSV を選んで,「保存」をクリックし,CSV 形式のファイルを作る. CSV は区切り文字を指定してから plot してください.
gnuplot> set datafile separator ',' gnuplot> plot 'data.csv'