[ 岡山大学 | 理学部 | 地球科学科 | 地球および惑星大気科学研究室 ]
- 全部の問題を解かなければならないというものではありません.
- とばしてもよいと思う問題には「#」を付けています.
- 難しいと思う問題には「%」を付けています.
- かなり難しい問題も混ざっています.
- できる人はいろいろやってみてください.
- それ以外の人は,できる範囲でやってみてください.
年平均気温の変化を見るため,回帰直線を描いてみる. 図を見る
/home/atmos/ipesc/sample/amedas/Tave.dat
/home/atmos/ipesc/sample/amedas/Tmax.dat
/home/atmos/ipesc/sample/amedas/Tmin.dat
- 回帰直線を求めるということは,f(x) = a + b x の関数にフィッティングするということ
- フィッティングしたら,データと回帰直線を重ねて描いて,回帰直線がどれくらいデータに当てはまるのか確認する
観測露場移転の影響を補正していないデータを使用しているので,この結果から温暖化しているとか結論してはいけません.
年平均気温と年平均日最高気温と年平均日最低気温の関係を調べるため,回帰直線を描いてみる.
- 年平均気温を横軸に,年平均日最高気温を縦軸にとって,各年の気温の散布図を作る 図を見る
- 年平均気温を横軸に,年平均日最低気温を縦軸にとって,各年の気温の散布図を作る 図を見る
$ paste Tave.dat Tmax.dat Tmin.dat > Temp.dat
- 日最高気温と日最低気温では回帰直線の傾きが異なる
- 年平均温度と年平均日最高気温 0.72 (K/K)
- 年平均温度と年平均日最低気温 1.23 (K/K)
- 年平均気温が高くなれば,年平均日最高気温と年平均日最低気温はどちらも高くなるが,年平均最低気温の上昇幅は年平均最高気温の上昇幅よりも大きい
- 温暖な年ほど年平均日最高気温と年平均日最低気温の差が小さい 図を見る
気温の季節変化を見る.
- 岡山で観測された気温のデータは以下のディレクトリにあります
/home/atmos/ipesc/sample/amedas
set datafile separator ','
- どんな関数をあてはめるのでもよいが,最初はsinカーブを使ってみるのがよいでしょう
f(x)=a+b*sin(2*pi*(x/c)+d)
- 初期値を適切に与える
- 平均 a はだいたい年平均の値を入れる
- 振幅の大きさ b は図を見てだいたいの値を入れる
- 1年周期だと知っているので,c の値は決まる
- 日付を使うのは面倒なので,行番号 $0 を使うのがよい
a=15
b=15
c=365
fit f(x) 'datafile' u 0:2 via a,b,d
2018年
- 気温の季節変化がsinカーブであるべき理由はないはずと思うが,sinカーブによく合っている
- フィッティングした結果を見ると振幅は24度くらい
sinカーブで変化する温度と実際の気温の差
- 季節変化がsinカーブである必然性がないなら,ずれを見ても意味などないと思うが
- 季節によって,上にずれるときと下にずれるときがあるように見える
気温の季節変化をsinカーブ以外の関数で表してみる.
教養地球科学実験で取得した気温のデータの回帰直線を求める.
gnuplot> set datafile separator ','
- データの説明が書かれた最初の6行をスキップするには every ::6 を追加
- 時刻を使うのが面倒だなと思ったら,行番号を使うという方法もある
gnuplot> plot "data.dat" using 0:2 every ::6
gnuplot> set datafile missing "-999"
Last Updated: 2022/11/02, Since: 2021/10/23.
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