次のコマンドでカレントディレクトリが表示される
$ pwd
ディレクトリの移動には cd コマンドを使う
$ cd /etc $ pwd
それぞれ,コマンドを実行する前にどうなるか予想して,コマンドを実行したら結果を確認する
$ cd $ pwd $ cd /home/atmos $ pwd $ cd $ pwd $ cd .. $ pwd $ cd atmos $ pwd $ cd $ pwd $ cd ../atmos $ pwd $ cd
ファイルの一覧を表示する
$ ls
ディレクトリを指定してファイルを表示することもできる
$ ls /etc $ cd $ pwd $ ls ../atmos $ ls /home/atmos
ファイル名は最初の数文字を入力した後,「tab」キーを押すと補完してくれることがある. 大変便利な機能なので,使えるなら使うのがよい.
「tab」キーを使うと全部入力しなくても済むので楽ができる. それはそれで「tab」キーを使う理由として十分かもしれないが,「tab」キーを使って補完するとタイプミスしないことがもっと重要なことである(と思う).
「tab」キーを使って,同じことをやってみる.
$ pwd $ cd /etc $ pwd $ cd $ pwd $ cd /home/atmos $ pwd $ cd $ pwd $ cd .. $ pwd $ cd atmos $ pwd $ cd $ pwd $ cd ../atmos $ pwd $ cd $ ls $ ls /etc $ cd $ pwd $ ls ../atmos $ ls /home/atmos
シェルで過去に実行したコマンドを再度実行するとき,履歴機能を使うと楽することができることがある.
上矢印のキーを押すと,ひとつ前に実行したコマンドが表示される. もう1回,上矢印のキーを押せば,さらにもうひとつ前に実行したコマンドが表示される. 以下同様,上矢印のキーを繰り返し押すことで過去に実行したコマンドを呼び出すことができる.
過去に実行したコマンドが表示された状態で「Enter」キーを押せば,その表示されているコマンドを実行することができる.
上矢印キーで呼び出したコマンドは,左右の矢印キーや「delete」キーなどを使って,修正することができる. 過去に実行したコマンドと似て非なるコマンドを実行するときは,新たに全部を入力する必要がないので,楽ができる.