[ 岡山大学 | 理学部 | 地球科学科 | 地球および惑星大気科学研究室 ]
文字の出現頻度を比べる
- 以下の4つのファイルには,4つのテキストにおいて各文字が使用された回数が書かれている
/mnt/data/text/char01.dat
/mnt/data/text/char02.dat
/mnt/data/text/char03.dat
/mnt/data/text/char04.dat
- 4つのテキストにおける文字の出現頻度を比較する図を作る
- まず4つのファイルの中身を見る
- ファイルの中身を見るには cat とか less とかを使う
- emacs で開いてもよい
- 使いにくいものは無理に使わなくてもよい
- 1列目は数字じゃないので使いにくい
- 図にするだけなら0列目を使えばよい
- 4つのテキストは文字数が異なるので,使用回数そのままを図にしても,わかりやすい図にならない.文字数で規格化して図にするのがよい.
- ファイル datafile の2列目にある数字の和は,以下で計算することができる
$ awk '{print $2}' datafile | xargs | tr ' ' '+' | bc
- 文字の出現頻度からテキストを推定する
- 4つのテキストは
/mnt/data/text/My_favorite_things.txt
/mnt/data/text/Hotel_Mauna_Kea.txt
/mnt/data/text/Potential_Vorticity.txt
/mnt/data/text/Pangram.txt
Lorenzアトラクタを描いてみる
- Lorenz方程式を数値積分した結果 /mnt/data/chaos/lorenz.dat
- データは 4 列で,左から t, x, y, z
- x-y 平面,x-z 平面,y-z 平面,などで図を描いてみる
- t-x 平面,t-y 平面,t-z 平面,などで図を描いてみる
- 初期値をちょっとだけ変えてLorenz方程式を積分した結果 /mnt/data/chaos/lorenz-dx.dat と比較してみる
Edward N. Lorenzが大気の流れを表す方程式を簡略化して導いた連立方程式.
dx/dt = P ( y - x )
dy/dt = - y - x z + R x
dz/dt = x y - b z
決定論的な常微分方程式であるが,カオス的な振る舞いをする.
- 大雑把に分けて,x>0 でぐるぐるまわる場合と,x<0 でぐるぐるまわる場合,2通りあるのがわかる.
- x>0 でぐるぐるまわるのと,x<0 でぐるぐるまわる,この間の遷移に規則性があるように見えない(非周期性).
- 初期値がほんのちょっと違う場合,しばらく経つとまったく違う状態になってしまう(初期値鋭敏性).
- ファイルの1行目を比べれば,初期値にどれくらいの差があるか確認できる.
- 予測不可能性とも呼ばれる.ある期間より先の天気予報ができない原因.
gnuplot> splot '/mnt/data/chaos/lorenz.dat' using 2:3:4 with lines
とすると,xyz を3次元でプロットする.
図の上にカーソルを持っていって,クリックしたままカーソルを動かすと,視点を変えることができる.
Last Updated: 2019/11/22, Since: 2019/11/07.
This page is generated by Makefile.rd2html.