[ 岡山大学 | 理学部 | 地球科学科 | 地球および惑星大気科学研究室 ]
- 2011年11月25日, 12月22日
- 井原市星空公園
- 課題 :資料・実習内容の説明の2ページにある「本日の目標と内容」
- 提出先 :理学部事務室教務学生担当窓口
- 提出締切:2012年1月27日(金)
- 本当はダーク引きとかフラットフィールド補正とかいろいろな作業があるのだが,今回は省略.
- 測光
- カウント値→等級
- 測光で測られるのはカウント値
- カウント値を等級に変換するための式が必要
- カウント値と等級の関係
- m = -2.5 log10(x) + m'
- m: 等級,x:カウント値,m':定数
- 等級がわかっている星を使って m' を決める
- m と x から m' を求める
- 複数の天体について m' をそれぞれ求める
- 違う天体を使って求めた m' は必ずしも同じにならない
- 理想的には同じになって欲しいが...
- 観測には誤差があるので同じにならないのは仕方がない
- いくつかの天体から求めた m' について平均をとって,それを m' とする
- m' が他の天体と明らかに違う値をとる天体については除外する
- 解析する領域を決めて全ての天体に番号をつける
- V, B, R の各画像について星の対応がつけられるようにする
- 各天体について,各バンドの等級を調べて対応させる
- Anupama et al. (1994) の Table 2 を参考にする
- 全ての天体の等級が既知というわけではない
- 各バンドの画像について以下の作業をおこなう
- 番号をつけた全ての天体について測光する
- 等級がわかっている天体について,それぞれ m' を求める
- m' の平均を求める
- 上で求めた m' の平均を使って,全ての天体の等級を求める
- 色ー等級図の作成
- 色ー色図の作成
- 星団に属する星と背景の星
- 色ー等級図や色ー色図の作成において,星団に属さない星を除外してみる
- 星団に属しているかどうかは Sanders (1977) が参考になる
- 星団の年齢を推定してみる
- 色ー等級図における星の分布の仕方が年齢によって変化することを利用する
- 星団までの距離を推定してみる
- 主系列星のデータに合わせることで見かけの等級を絶対等級に直すことができる
- みかけの等級と絶対等級の差から星団までの距離が推定される
- 教職員
- 泉浦秀行 (非常勤講師/岡山天体物理観測所長)
- 川口建太郎
- はしもとじょーじ
- 藤原貴生
- TA
Last Updated: 2012/01/18, Since: 2011/11/28.
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