[ 岡山大学 | 理学部 | 地球科学科 | 地球および惑星大気科学研究室 ]
- ジュラ紀後期(1億5000万年前くらい)
- 現在は存在しないテチス海の海底に堆積した石灰岩
- 始祖鳥の化石が発見された場所として有名.それ以外にも多数の動植物化石が発見されている
- 堆積場は蒸発作用が活発なラグーンと考えられている
- 生物の遺骸が石灰泥に埋まることで,保存の良い化石になったと言われている
理学部正面玄関前の庭(撮影:濱口紘希)
- 炭酸カルシウム(CaCO3)を50%以上含む堆積岩
- 炭酸カルシウムの比率が高い場合は白色.不純物によって,灰色,茶色,黒色,などの色が付く
- サンゴ,貝類,有孔虫,など,炭酸カルシウムの殻をつくる生物が堆積してできる(生物起源)
- 化学的沈殿によって作られるものもある
- 石材「トラバーチン」は化学沈殿によって生成した石灰岩
- ヒトデやウニと同じ棘皮動物の仲間(「ユリ」とつくけど植物ではない)
- 絶滅種
- 現生のウミユリは主に深海に棲む(古代には浅瀬にも棲む)
理学部正面玄関前の庭の敷石の中に入っているサッココーマの化石(撮影:鈴木茂之)
敷石が南側の道路に接するところの端っこにあるサッココーマの化石は見つけやすい.敷石を丹念に見ていくと,他にもいくつか見つけることができる.
Last Updated: 2021/11/11, Since: 2021/11/09.
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