[ 岡山大学 | 理学部 | 地球科学科 | 地球および惑星大気科学研究室 ]
- イタリア・ロンバルディア州
- ジュラ紀後期
- 現在は存在しないテチス海の海底に堆積した石灰岩
中央図書館 西館の階段(撮影:濱口紘希)
- 石灰岩が変成作用を受けてできた粗粒の岩石
- 炭酸カルシウムの比率が高い場合は白色.不純物によって,灰色,茶色,黒色,などの色が付く
- 石材として大理石と呼ばれるものには,変性作用を受けていない石灰岩や(石灰岩ですらない)蛇紋岩なども含まれる
- 大理(現在の中華人民共和国雲南省)で産出する石材であったことから,大理石と呼ばれる
- 大量に入っている丸っこい形をしたもの
- 断面に構造が見える
中央図書館 西館の階段(撮影:水谷明日香)
- 不規則なギザギザの筋
- 地下深くに埋もれた岩石がつぶされ(圧密され)ながら溶けた跡
- 強い圧力がかかった部分が溶ける(圧力溶解)
- 石灰分(炭酸カルシウム)は溶けやすく,石灰岩にはスタイロライトが発達しやすい
- 間にあった物質は失われている(ずれたのではない)
- 石灰藻の化石が半分になっていたりする(それなりの厚さが溶けて消えている)
- スタイロライトは不整合面
- 色
- ギザギザに色がついて筋としてはっきり見えるのは酸化鉄が濃集しているから
- 酸化鉄は溶けにくいため溶け残ってギザギザ(スタイロライト)の部分に濃集する
中央図書館 西館の階段(撮影:水谷明日香)
Last Updated: 2021/11/11, Since: 2021/11/09.
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