[ 岡山大学 | 理学部 | 地球科学科 | 地球および惑星大気科学研究室 ]
AstroImageJを使ってオブジェクト・フレームの1次処理(ダーク引き,フラット割り)をおこなう.
- オブジェクトフレーム用のダークを合成していない場合は,先にダークを合成する
- オブジェクトフレーム用のフラットを合成していない場合は,先にフラットを合成する
- オブジェクトフレームの読み込み
- File -> Import -> Image Sequence...
- ディレクトリを選択
- 特定の文字列を含むファイルのみを選択する場合は,「Filter:」に文字列を入力する
- ディレクトリにある全てのファイルを読み込むなら空欄のままにしておく
- 「OK」をクリック
- 合成ダークの読み込み
- File -> Open
- フラット用に合成したダークのファイルを選択して,「開く」をクリック
- オブジェクトを撮影した露出時間と同じ露出時間のダークを使う
- 合成フラットの読み込み
- File -> Open
- オブジェクト用に合成したフラットのファイルを選択して,「開く」をクリック
- オブジェクトを撮影したフィルターと同じフィルターのフラットを使う
- 露出時間はオブジェクトとフラットで異なっていてもよい
- Process -> Image Calculator...
- Image1: はオブジェクトの画像を選ぶ
- Operation: は Subtract を選ぶ
- Image2: はダークの画像を選ぶ
- 「Create new window」にチェックを入れる
- 「32-bit (float) result」のチェックを入れる
- 「OK」をクリック
- Process Stack? で確認を求められたら「Yes」をクリック
- Process -> Image Calculator...
- Image1: はダーク引き後のオブジェクトを選ぶ
- Operation: は Divide を選ぶ
- Image2: はフラットの画像を選ぶ
- 「Create new window」にチェックを入れる
- 「32-bit (float) result」のチェックを入れる
- 「OK」をクリック
- Process Stack? で確認を求められたら「Yes」をクリック
- File -> Save As -> Image Sequence...
- Dir: でファイルを保存するフォルダーを選ぶ
- Format: は FITS
- Name: は適当に付ける
- Start At: はオブジェクト画像の番号の最初の数字に合わせる
- 001から始まる一連のファイルを読み込んだ場合は 1 にする
- Digits (1-8): はオブジェクト画像に付いている数字の桁数に合わせておく
- 「Use slice labels as file names」のチェックを外す
- 「OK」をクリック
Last Updated: 2022/10/06, Since: 2017/10/14.
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