gnuplot


gnuplot はグラフ作成ツールで,フリーウェアとして公開されている.簡単なコマンドで数式やデータなどのグラフを作成することができ,学術論文に使えるレベルのグラフを作成することができるものである.

gnuplot の起動と終了

起動させるには
 $ gnuplot
と打つ.
正しく起動すればコマンドプロンプトが
 gnuplot>
に変わる.

終了するときは
 gnuplot> exit
とする.終了したらコマンドプロンプトが
 $
に戻る.

グラフを描く

y=sin(x) のグラフを描いてみるには
 gnuplot> plot sin(x)
と入力する.
新しいウィンドウが開いてグラフが表示される(新しいウィンドウが開くときに,ウィンドウの位置を確定させるためにマウスをクリックする必要があるかもしれない).

2つのグラフを重ねて表示するには,
 gnuplot> plot sin(x), x
のように「,」でつなぐ.

ファイルからデータを読み込んでグラフに描く

以下のファイルを読み込んでデータを描いてみる.
 /home/george/ipesc/2011/110628/sample.dat
ファイルの中身は cat や less などのコマンドを使って読むことができます.

まず
 gnuplot> plot '/home/george/ipesc/2011/110628/sample.dat'
と入力してみる.「'」で囲った部分にグラフに描きたいデータのファイル名を書く.ファイルは絶対パスと相対パスのどちらで指定してもよい.以下,作業しているファイルに sample.dat があるものとする.
上のようにしてグラフを描くと,ファイルの1列目がグラフの x 軸,2列目がグラフの y 軸としてグラフが描かれる.
ファイルの5列目を x 軸,3列目を y 軸とするなら
 gnuplot> plot 'sample.dat' using 5:3
とする.

線と点の指定

グラフを線で表示したい場合には
 gnuplot> plot sin(x) with lines
グラフを点で表示したい場合には
 gnuplot> plot sin(x) with points
点と線の両方で表示したいときには
 gnuplot> plot sin(x) with linespoints

表示範囲の設定

x 軸や y 軸の範囲を指定するときは以下のコマンドを使う.
 gnuplot> set xrange [-3:3]
 gnuplot> set yrange [-3:3]
設定した後にグラフを描画するコマンドを打てば,新しく設定した範囲でグラフが表示される.直前に使用した描画コマンドを再実行するときには
 gnuplot> replot
とするのでもよい.

グラフを保存する

グラフをファイルに保存したい場合には,以下の一連のコマンドを打つ.
 gnuplot> set terminal png
出力する画像の形式を指定する.上の例では PNG (Portable Network Graphics format)という形式の画像が生成する.png の代わりに jpg を指定すれば jpeg 形式の画像が生成する.
 gnuplot> set output 'graph.png'
出力するファイルの名前を指定する.「'」の間にファイル名を書く.PNG の画像であれば .png で終わるファイル名を,jpeg の画像であれば .jpg で終わるファイル名を指定する.
 gnuplot> plot sin(x) with lines
グラフを描く(このコマンドを打っても画面上では何も表示されない/変化しないはず).
 gnuplot> set terminal wxt
出力先を元に戻す.この後に描いたグラフはまた画面上で表示されるようになる.

グラフが正しくファイルに保存されたかどうかを確認してみる.
 $ display graph.png
上の例では graph.png というファイルが表示される.

ヘルプ

gnuplot のコマンドについて知りたいときは
 gnuplot> help
とする.
あるいは,gnuplot の使い方を解説したページはたくさんあるので,検索してみるのもよい.

参考になるページ